青年の日

行事内容

青年部の会員同士の友情と絆をお茶を通じて深め合い、地域の先生方とも交流をして、青年部の活動を知ってもらうことを趣旨とし、2年毎に開催している「青年の日」。今年は、長野県の南部、南信地域で行いました。古民家を会場として、南信の会員を中心に地域らしさや、会場の特性を活かし、薄茶席、点心、講演、手作り講習を行ないました。

所感

会場を築300年の古民家としたため事前の会場整備(掃除等)に苦慮しましたが、家主の協力と季節の良さが重なり、良い環境で会を行うことができました。準備を重ねていく中、手前のお稽古だけではなく、お客さまを迎え気持ちよく過ごしていただくためにはどうするべきなのか、主体的に考える良い機会となりました。考えたり、悩んだり、工夫したり、大変なことは多かったですが多くのことを得れたと思います。
また、会をするにあたりたくさんの方々に助けていただきました。先生方の指導や、大きな長野県の南の端の会場に遠くから青年部県役員の方たちが会議も含め何回もかけつけて手伝ってくれました。卒業生の支援も大変有りがたかったです。「一碗を手にしては多くの恩愛に感謝をささげ」という言葉が実感として感じることができました。課題は多くありましたが、改めてお茶の世界の大きさや深さの一端に触れることができました。